楽天証券が始める投資信託の定期売却は個人投資家にとって有益なサービスとなり得るか

こんにちは。投信ブロガー志望のぺいまるです。
来年は投信ブロガーサミットに呼ばれるように知名度をガンガン上げたいですが、思想が偏っている人間なので人様の前に出るのは慮られます。

本日は、ドルコスト平均法の反対?
コツコツ購入ではなく、コツコツ売却をするためのサービスをご紹介します。

定期売却サービス

楽天証券がこの度「定額」または「定率」で指定した投資信託を自動で売却しキャッシュ化していくサービスを始めるそうです。

先日楽天証券にNISA口座を移したばかりの私としても要チェックです。

決まった金額(定額)を自動で売却していくサービス自体はSBIなど他社は以前から行っていましたが、定率での自動売却サービスは楽天が日本初だそうです。

投資信託を、申込金額と申込日の設定を行うことで、毎月決まった金額または決まった割合分だけ売却し、現金を受け取るサービスです

それならタコ配投信でもよくない?

私は以前からタコ配投信の有用性について述べてきました。自身の純資産を切り崩しながら分配を受け取るということは、投資信託の出口を毎月つくっていることになります。

詳しくはこちら↓
特別分配投信も悪くないという記事:https://fx-paymaru.com/investment_trust/takohai/

様々な考え方がありますが、私は「投資」について最も大切なことはタイミングだと思っています。

例えば、【8848】レオパレス21が優良銘柄か?と言われれば決してそんなことはありません。
しかし、私はレオパレス21の株価が200円の時に購入し、現在(2019年12月23日)の株価は338円(+80%)を達成しています。

8848レオパレス21

※平均取得単価が250円になっているのは、2万円程度の株式を購入するのに3000円以上の手数料を支払ったためです。対面証券は手数料がバカみたいに高いので株式はネット証券で買いましょう。

基本的に相場は循環します。長い目で見れば右肩下がりであっても、上下の循環運動を繰り返しながら下がっている株も多くあります。

安いところで買って、高いところで売る。

これが投資の基本であり、安いところがいつか分からないからドルコスト平均法を用いて毎月コツコツ買うようなやり方を多くの個人投資家が行っています。

同じように、高いところがいつか分からないからコツコツ定額・定率で売却をしていくためのサービスがネット証券の代表であるSBIや楽天が行うということ注目が集まっています。

野村やダイワ、日興など対面証券がリテール(個人営業)に苦戦しており、今後も益々個人投資家がネット証券を使う層は増えていくでしょう。

投資の出口戦略に迷っているくらいなら、こちらの定額・定率売却サービスを利用してみてはいかがでしょうか。