NISAを使って賢く運用!つみたてNISAとの違いについて

こんにちは。サラリーマンの財布肥やし方計画応援プロジェクト委員会です。

早速ですが、みなさん、資産運用してますか??
おそらく運用をしているのは7人に1人くらいでしょうね。

この7人に1人という数字はどこから出てきたのでしょう。
日本の生産年齢人口に対してのNISA口座数です。【2019年10月末現在公表統計】 公式統計資料はこちら→金融庁HP 

大手対面証券会社のメーン顧客が65歳以上の世代だと考えれば、おそらく30代~の若手世代だとさらに資産運用をしている人は少ないのでは?と思います。

この記事では、資産運用をするためにまず一般NISA、つみたてNISAについて理解をし、実際の運用を行うヒントまで記載しています。

NISAとは

投資で得た利益が非課税になる制度のことです。
本来投資で得た利益には約20%の税金がかかります。

具体的には、100万円で投資を行い、120万円に増えた場合、利益20万円に対し約4万円(利益の20%分)が差し引かれるため、手元に残るのは116万円ということです。
これが、NISA口座を使って100万円の投資を行った場合、利益20万円に対して非課税になるため手元に120万円残る!ということです。

NISAのメリット・デメリット

このようなNISA口座にもメリットとデメリットがあります。その特徴をよく理解しましょう。

非課税対象 :株式や投資信託などの投資から得られた利益や配当金など
非課税枠  :毎年120万円、最大600万円(未使用枠の繰り越しや途中での売却を行うと非課税枠の再利用ができません)
非課税期間 :最長5年間(期間終了後、新たな非課税枠への移行ができます)
制度継続期間:~2023年まで
年齢    :日本在住で20歳以上

大きなデメリットは、損益通算できないことです。

株式投資をやっていれば分かりますが、投資した株が全て上がる、ということは有り得ません。
大きく下がってしまい含み損のまま持ち続ける株式も出て来ます。そんな時に活用するのが損益通算です。
例えば、50万円の含み益がある株式を売却すると、その50万円に対して約10万円の税金が引かれます。同じ年に50万円の含み損がある株式を売却すればその年に支払った10万円の税金が還付されます。

「一般NISA」と「つみたてNISA」の違い

私は断然「一般NISA」をお勧めします。
主な違いは下記の通りです。

一般NISAつみたてNISA
投資方法自由積立方式
年間投資可能枠120万円40万円
非課税期間最長5年最長20年
ロールオーバー※可否
対象商品国内外の上場株式や投資信託国が定めた基準を満たした投資信託

一般NISAは120万円の枠内であれば、いつどのような商品(制限はある)を購入してもOKです。
それに対してつみたてNISAは毎月決まった金額を投資していく積立方式のみでの運用になります。

※ロールオーバーとは、非課税期間満了日まで持ち続けた商品を翌年以降も繰り越して保有することです。 但しその場合は、翌年のNISA枠を使って保有することになるので、一般NISAは最大600万円分の投資枠しかないという上限は変わりません。

一般orつみたて?おすすめは?

繰り返しになりますが、私は一般NISAをお勧めします。
投資経験、リスク許容度、投資意向などによりつみたてNISAが良いという人もいるかもしれませんが、それでも私は一般NISAがいいと思います。

金融商品を売る営業マンたちは口をそろえて「分散投資」「時間の分散」と言いますが、投資はタイミングが全てです。一般NISAですら最長10年は保有できるので、上昇局面でダラダラ買い増す必要はない、と思います。

下がったら買う、さらに下がったら買い増す!投資信託とは為替取引FXや仮想通貨とは違い、裏付け資産があります。資本主義経済とは「人口増加」「技術の進歩」により緩やかに資産規模を拡大させるものだと考えればナンピン(下がったら買い増すスタイル)でOKだと思います。
※あくまで個人の主観ですが、まぁたぶん間違いない

さらに個人的につみたてNISAを選びたくない理由は、金融庁が選ぶつみたてNISA対象商品にまったくセンスがない点です。彼らは運用や証券の世界を全く知らない素人集団なので、わざとこんな商品を選んで日本の投資機運を下げにきているんじゃないだろうか?と思っています。

つみたてNISAは基本的に「低コスト」「インデックス」のファンドです。
それらを毎月ドルコスト平均法を使いコツコツ長期にわたり買い続けることで確かに損をしづらくなるかもしれません。しかし、運用益のたかが20%が非課税になる程度のこの仕組みで積み立てなんかやってどうするんだ?私はそう思います。

運用方法は?

お勧めのNISA活用方法は、ズバリ「一発逆転、テンバガー銘柄を狙え」です。

テンバガー銘柄とは、株価が10倍になる銘柄のことです。
そんな銘柄が分かれば苦労しない、というのはまぁその通りなのだが、ここで言いたいのはそんなことではありません。
せっかく非課税になるのにコツコツ積み立て投資なんかやってどうする!ということです。

100万円投資したものが20%儲かって120万円、本来そこから課税される税金は4万だ。そもそも全体で600万円程度しかNISAは使えないのだから、大きな非課税メリットは受けられません。
それならいっそ10倍銘柄を狙おう!100万円投資したものが10倍になれば1000万円です、本来そこに課税される税額は180万円、この180万円が課税されずに自分の財布に入ってきます。

もちろんそんなうまくはいきませんが、せっかくの非課税枠を有効に使うためには分散投資なんてやってちゃダメだ、というのが私の考えです。

テンバガーになった銘柄を過去の特徴から分析し、投資のヒントにしていく記事は後日書きたいと思います。

NISA口座開設するためのおすすめ証券会社は?

外国株の取り扱いがあるマネックス証券がおすすめ!
私が前にいた野村證券では、NISA口座開設していても外国株はNISAで買うことができませんでした。