【債券投資のすゝめ】新卒国内証券営業マンは個人向け国債販売から始まる

投資
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債券投資とは

債券とは

債券は、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。
特徴としては、債券には満期があり、満期となる償還日には、額面金額(元本)が投資家に払い戻されます。
満期までの保有期間中は、あらかじめ定められた金利分が配当(利子)収入として得られます。

発行体の倒産リスクが高ければ高いほど、高い金利が設定されます。
その倒産リスクを審査し専門的な格付け機関が格付け(AAAやB+など)を付与します。

一般的にBBB(トリプルビー)格以上を投資適格債といいます。年金や保険などの長期で長く運用するような投資機関は、投資適格以下の債券を持つことはほぼないので、この格付けラインギリギリの発行体は死守したいラインです。
また、BB-以下の債券はジャンク債やハイイールド債と呼ばれるものになります。

債券のリスクは何があるの?

  • 信用リスク⇒発行体がつぶれるかどうかのリスク
  • 価格変動リスク(金利変動リスク)⇒途中換金時の元本リスク
  • 為替変動リスク⇒外貨建てなら為替水準によって受け取る円貨が変動するリスク など

証券マンから外貨建て債券を勧められたときは気を付けよう!
決して顧客を損させようとして営業をしている社員はいないが、どうしても手数料の高い新興国通貨建ての債券を提案しがちだ!
マイナー通貨ほど円を外貨にかえる時の為替手数料が高いので、期待した債券利回りよりもグぅっと収益が下がってしまうことのないよう確認しよう!

国内証券に内定が出ている皆へ(証券会社)

内定おめでとう!
または、内定をもらうために頑張っている就活生の皆かもしれません。頑張ろう!証券業界は国内の数少ない成長産業です!

国内証券会社は、対面証券とネット証券に大別できます。
金融サラリーマンとしてキャリアを考えている人にとって、私のおすすめは「対面営業」です。

しかし実際はネット証券に勤めていても、会社の収益の大部分を支える大手顧客(太客)へは直接対面営業を行います。これはネット証券だけに限らず、FX/CFDの会社でも行われています。
金融リーマンとしてのキャリアは、リテール(個人営業)から法人営業へ移ることが能力の開発としては一番の早道だと思います。事業法人に向けて、財務諸表を見ながら営業ができるようになれば日本社会における営業マンの中でも上位10%の人材になれるでしょう。さらなるキャリアとしては金融法人営業を目指すのが良いと思います!
金融のプロを相手に仕事をすることで、汎用性の利かない唯一無二のスーパー営業マンとして成長できます。

キャリアプラン
個人営業(リテール)⇒法人営業⇒海外駐在⇒役員

出世コースは様々あれど、個人的に金融営業マンとして目指すべきキャリアだと思います。

個人向け国債販売

対面営業の支店に配属された証券マンたちは、まず「個人向け国債の販売ミッション」を与えられます。

目的は、「貯蓄から投資へ」です。
証券営業とはどんな仕事ですか?と聞かれれば、私は「銀行強盗です」と答えます。
日本の預金タンスに眠っているお金を証券口座に移してもらうことはここまで難しいことなのか、と痛感します。

「普通の」教育を受けて生きていれば案外お金の勉強をする機会は少ないものです。
リスクを取ることに慣れていない人たちに、積極的なリスクを取るよう営業することは思っているより難しく、それゆえ証券営業の面白みを感じることができました。

新卒でまだまだ知識の乏しい金融営業マンは個人向け国債から営業を始めます。

個人向け国債とは?

まず、債券には数多くの分類の仕方があることを抑えておきましょう。

利払い方法の違いによる、利付債/割引債/ディスカウント債
通貨の違いによる、円建て債/円建て外債/外貨建て債(円債)/デュアル債
ほかには、投資適格か否か(ジャンク債)やストレート債/エクイティ債などの分類がなされます。

国債にも、いくつかの種類がありますので下記にまとめます。

数ある国債の中で証券営業では、5年または10年個人向け国債の営業を行います。

いまの低金利の時代では、金利変動型10年個人向け国債を切り口に営業を行うことが多いと思います。

ただし、この金利変動商品も直近発行されたものをみても保証金利は0.05%(下限)です。
わざわざ銀行口座からお金を移してまで預金金利より0.04%ほど高い程度の個人向け国債を買うでしょうか?それも10年満期の商品を。

ポイントは2つあります。

  1. 国から販売会社へ支払われる手数料は額面の0.5%
  2. 発行後1年でいつでも中途換金可能(元本確保)

販売会社は国からもらえる0.5%の手数料をキャンペーンという形で国債購入者へプレゼントします。
例えば、1000万円の10年個人向け国債を購入した顧客は5万円のキャンペーン金(雑所得)を得ます。その個人向け国債を1年後に売却すると、実質1000万円返還されます。5万円は返還する必要がありません。
つまり、1000万円を1年間0.5%の運用ができることになります。細かい数字ですが、銀行金利に比べ0.5%は大きいと感じる個人投資家には刺さる商品なのです。

まとめ(個人投資家にとっての債券投資)

投資の入り口として、債券投資はおすすめです!
投資初心者がいきなりハイリスクハイリターン商品に手を出すことがありますが、それは単なるギャンブルです。
例えば、ソフトバンクが発行している債券などはどうでしょうか?ソフトバンクの株価が上がれば、保有している債券の価格も上がるので途中売却を検討することもできます。
株価が上がると、倒産リスクや財務リスクの改善が想起されるため、債券価格も上がりやすくなるためです。株価ほど大きな値動きはしないもののリスク商品を購入していることに対して慣れることができます。
債券投資の気をつけるべきポイントに流動性リスクがありますが、ソフトバンク債券などは個人投資家に人気があるため売買が比較的しやすいというメリットもあります。

どうしてもリスクが取れないという方でも、預金ばかりに偏らず個人向け国債などを入り口に投資の世界に踏み込んでみてくださいฅ՞•ﻌ•՞ฅ

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