早速ですが、
めちゃくちゃ儲かりそうな詐欺のやり方を思いついたから紹介します。
これは私が皆様から金銭及び物品を不当に搾取しようとしてお話する意図はなく、現在の法の抜け道として思いついた事柄を私がお伝えすることで、 皆さまの今後の健全な投資活動にお役立て頂きたいという趣旨でブログの執筆に至っております。
何卒ご理解の上、読み進めてください。
始め方
- 必ず儲かると謳う投資話を作る( できるだけ旬で魅力的な投資対象がいい)
- 投資対象に対する出資者を募る
- 仮想通貨で入金させる
- マルチ(ねずみ講)方式で知り合いを紹介させる
- ある程度集まったところでトンズラ
拡大のさせ方
- 知り合い紹介には高いインセンティブを付与するが全てポイント払いとする
- 出資に対する利息もポイント払いとする
- もちろん付与されたポイントの換金請求は無視する
- 出資者のマイページ上に出資元本が日々増大しているように見せかける
- 出資金やポイントの数に応じて会員をステージ分けし報奨を与える(っぽい作りにする)
はい、皆さんお気づきの通りどっからどうみても
ふつーーーのマルチ商法ですね(^J^)
でもこれ完璧にやれば捕まらないんですよ(^J^)
この話のミソになる部分は「仮想通貨での出資」です。
金融商品取引法の「金銭」に仮想通貨は該当されないためすべての出資を仮想通貨で集めた場合、立件が難しいようです(^J^)
金商法ではまだ仮想通貨は原則規制対象外なんですね!法の抜け穴みーつけたっ♪
何としても詐欺罪で捕まえたいところですが、今回の例でいうと、投資対象への出資を促したものであり100%騙したとは言い切れないのではないでしょうか。
私なら「実際に投資は行ったが全て負けた」と言って逃れます。
金融商品取扱業者としての登録がないことへの厳罰はあるでしょうが、数億円だましとったことに比べれば。。。
詐欺会社がお金なんか集められるの?
→集められます。
私も証券マン時代、銀行口座にあるお金を証券口座に持ってきてもらうことに苦心しました。
国内最強証券会社である野村の看板をもってしても苦労するの?
ではなぜ何のブランドも信頼もない詐欺会社が大金をお金を集められるの?
なぜ証券会社は銀行からお金を引っ張ってくることにこれほど苦労するの?
その答えは断定表現の可否にあります。
証券マンが会社の信頼を後ろ盾に「この商品儲かると思いますよ! 」と言うより、
詐欺師たちの言う「絶対儲かりますよ!」 という強い断定表現に人間は騙されてしまうのです。
この問題、だれが一番悪いのか?
もちろん一番悪いやつは騙すやつですが、
金融庁が仮想通貨を嫌い、対応が遅いのも十分悪だぞ!!
このブログを読んだ賢明な読者の皆さんは詐欺集団にくれぐれもご注意ください。
投資初心者の方はまずはとっつきやすい漫画から入るのがいいと思います。