こんにちは。不動産大好き男のぺいまるです。
不動産が好きすぎて、趣味で宅建の試験に挑戦しています。
2019年の宅建は受けてきましたが、自己採点が34点なので12月の結果発表を待たず撃沈状態です。
今回は、インカムゲイン狙いの投資先の一つとして以前取り上げたインフラファンド(9284)の経過観察をしていきたいと思います。
結論から言うと、現状ようやく適正水準といったところで、これから下がるようなら買い推奨です。
前回の記事はこちら
J-REITについてはこちらの記事にまとめてあります.
カナディアンソーラーインフラ投資法人の現状
J-REITとは、株式市場に上場している不動産ファンドのことを言います。
株式と同じように時価で取引できるものなので、前回この銘柄をご紹介した日(2019/3/7)から本日(2019/11/29)の終値への推移をみていきましょう。
順調な右肩上がりです。日経平均などの指数も年初来高値を更新している状況なので、リスクオン継続といったところでしょう。
95900→12250と上昇しているので、キャピタルゲインの部分だけで約27%ほど昇しています。2019年6月に3650円の配当があったので、実際は30%超の上昇となります。
では、上場不動産全体の目安となる東証REIT指数と比較してみます。
REIT指数全体が好調です。
こちらのインフラファンドの注目度の低さのせいかREITが上昇している中でも割安に放置されている期間が目立ちます。
2019年の11月初旬の急落要因は
この急落要因は、アメリカ中央銀行の利下げ打ち止め示唆を材料としたものです。
まとめ記事(こちら)でも説明していますが、REITは金利に対して敏感に反応します。
日欧の長引く低金利、アメリカの予防的利下げ、年金の継続的お買い上げなどREITに対する追い風を一身に受けての上昇だったため、利下げ停止を材料に一旦は調整したものの再び上昇基調となっています。
今後も特段に金利を上げていく予兆もなく、利上げを嫌うトランプ大統領の再選も問題なさそうなので、不動産市場にとっては引き続き良好な相場が続くと思います。
今後のカナディアンソーラーインフラ投資法人は?
上述したように低金利、株高を背景に引き続き堅調な推移が見込まれます。
配当利回りで見ても、まだまだ買ってもいい水準です。
期 | 期末日 | 実績分配金(円) | 予想分配金(円) |
7 | 2020-12-31 | 3,700 | |
6 | 2020-6-30 | 3650 | |
5 | 2019-12-31 | 3650 | |
4 | 2019-06-30 | 3650 | 3600 |
3 | 2018-12-31 | 3600 | 3600 |
2 | 2018-06-30 | 2350 | 2350 |
1 | 2017-09-30 | – | – |
https://www.japan-reit.com/infra/9284/dividend/ より
年間分配金利回りからみても現在の利回り6%程度です。
REITの適切な利回りが5~6%程度だとすれば、太陽光の売電価格も固定で引き続き安定した収益が見込まれる当銘柄は悪くないと思います。
下がれば買い、のスタンスでいいと思います。
投資するタイミング
下図で示したようなタイミングは絶好の買い場でした。
REITの上昇に対して、理由もなく放置されている状態です。
こういった市場の歪みを見つけることも投資をする上では大切です。
もちろん、「安かろう悪かろう」のリスクもあります。市場が注目されている中でも、自分が思ったよりも上昇しない時は、「自分が知らない何か悪い材料がある」と思った方がいいでしょう。
しかし、リスクを取るものにのみリターンは訪れるというのも事実です。
なぜ割安で放置されているのか?を調査するスキルも株式投資にとって必要になります。