デューデリジェンスは個人投資家にも必要な観点

個人投資もデューデリの観点を持とう

皆さん日々の投資活動は順調ですか?
投資前行動は各投資家によって様々だと思います。当ブログでは、投資における観点、投資のための情報収集活動を通じて日々の職業人生にも活かして頂きたい、また自分も活かしていきたいという思いで筆を走らせています(カタカタと)

今回は、VC(ベンチャーキャピタル)や銀行などが企業へ投資する際に重要になるデューデリジェンスについてご説明し、それを個人の投資活動ひいては日々の就業時間にも活かすための記事になります。

デューデリジェンスとは

「デューデリジェンス」とggるとこうでてきます。

そのままの意味です。
投資前に、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することです。

「デューデリジェンス 個人投資」とggるとこうなります。

個人投資家の投資前行動においての調査はデューデリジェンスという言葉を使わないようですね。

そもそも個人投資家の方はデューデリジェンスにあたる行動を行っていますか?
なんとなく上がりそうだからといって株を買っていませんか?
なんとなく儲かりそうな話を営業マンから聞いて、ろくに調べもせずハンコ押してませんか?

人間は合理的でない生き物です。
ほっておけば怠惰な方向へ流れていく生き物です。
自分の将来にかかわることくらい目から血が出るくらい調べましょう。

スルガ銀行の件

スルガ銀行及びスマートデイズ(かぼちゃの馬車)の問題について軽くおさらいです。
わかりやすい図解がありましたので引用します。

個人投資家は契約に至るまでに、きちんと調べていれば明らかにおかしなポイントがいくつかあったはずです。

  • 物件価格の相場を調べましたか?
  • 融資を受けるための自己属性評価は確かですか?
  • 投資スキームにおかしな点はありませんか?
  • 類似する金融商品との比較検討はしましたか?

調査項目など挙げればキリがありません。その思考を放棄するなら投資はやめたほうがいいです。
最終判断におけるバランス感覚を養うことが、投資活動における成長点になれば幸いです。

何を調査すべきかを自分で調べよう。ggっても出てこないよ。

リテラシーの低い人は、調査をグーグルの検索だけで完結させがちです。
「スマホ」で「ggっ」て(目的達成のための)有益な情報を得られると思いますか?

実際は何も考えず思考を放棄しているのだと思いますが、そんな人間がスルガカボチャの馬車事件に巻き込まれています。
普段なにかを調べる際に、グーグル検索だけで完結していた人は、考え直すべきです。
これから投資で何百万、何千万を稼ぐためにいくら自己投資すべきかは改めて検討すべきでしょう。
「無料」や「数百円」の情報で身に付く知識は、「無料」の価値の知識です。

職業人生に生かせ

※おことわり
私は転職を促したいわけではありません。

今やっている仕事が「いつ」「どのような」「成果」となって返ってくるかを見定めた上で、今の仕事に取り組んでいますか?

ここで私が危惧する問題児は「現状維持を続ける中でいずれ決まってくるだろう」と考える人(BAKA)です。

ウォルト・ディズニーの言葉に「現状維持とは、緩やかな衰退である」とあります。


当たり前です。

「Time is money. 時は金なり」

現状維持とは成果を得ず時間を浪費しているのですから。
将来価値と現在価値の記事を以前書きましたが、その観点からも現状維持では衰退するだけだということが分かると思います。

労働も結婚もすべては時間と資本の投資である

人生全てをビジネスライクに考える必要はありません。
しかしビジネスの観点を取り入れることでプライベートも充実すると思っています。

そもそも私はプライベートとパブリック(ワーク)を分けるような考え方は好みません。
私的なことも仕事も遊びもすべて同じ1人の人生時間軸の延長線上にあることですよね?

一事は万事です。

社会人としての基礎能力向上は人生の質向上に必ずつながります。

私が投資活動をする上で役立ったと思う書籍(初級編)

投資本のおすすめをご紹介します。実践的なテクニックではなく、考え方や投資スタンスの勉強になると思いますので、是非ご一読ください。感想くれると嬉しいです。

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

マーケットの魔術師【株式編】《増補版》米トップ株式トレーダーが語る儲ける秘訣 (ウィザードブック)

まとめ

これらの本はキンドルなど電子書籍で読むのではなく、内容をじっくり体得する必要があるため実際の書籍を手に取り定期的に読み返すことをお勧めします。