外貨投資の必要性
外貨投資はなぜ必要なのでしょうか。
日本の低金利、インフレ、増税、様々な理由をそれらしく専門家の方は述べています。
よくある投資を勧める営業トークはこんな感じではないでしょうか?
- 日本の財政は破綻します。国の借金は1年間の歳入の2倍です。国民一人当たり800万円の借金があります。だから海外資産を持つべきです!
- 安倍内閣、黒田日銀総裁はインフレを起こそうとしています。インフレがくれば円安になり貨幣価値が下がります、インフレに強い資産を持つべきです!
- 税金対策になりますよ!マンション買いましょう!NISAやりましょう!
投資手段の比較
外貨預金 | FX取引 | 外貨MMF | 外国債券 | |
必要資金 | ¥1,100,000 | ¥44,000 | ¥10,000 | $100 |
為替手数料 | 1円(100銭) | 0.3銭~ | 25銭~50銭 | 25銭~ |
為替益 | 円安時のみ | 円安でも円高でもチャンス | 円安時のみ | 円安時のみ |
金利の受払 | 満期日に受け取り | 毎営業日にスワップポイント | 分配金は毎日計算し、まとめて毎月最終取引日に再投資 | 年に数回決められた日に受け取り |
特徴 | メリットなし | 知識と経験が必要 | お手軽に外貨預金できる※NISA非対象 | 債券投資の知識が必要 |
外貨預金には何のメリットもなし!
上記をご覧いただければ分かるように、外貨預金にはメリットというメリットが見つかりません。
しいて言えば安心安全な銀行さんでお手軽に外貨投資ができる、という心理的ハードルの低さでしょうか?
外貨預金は外貨のまま引き出して旅行などに使えるという意見もありますが、為替手数料の最も安いFXを口座を用いて両替もできるのであまりメリットには感じません。
国内FX会社は圧倒的に為替手数料が安い!
国内FX会社はノミ行為が行われているので為替手数料は大変安いです。
簡単になぜFX会社の為替手数料が安いかを説明すると、FX会社は為替手数料以外のところで利益を上げているから!ということです。
投資初心者は外貨建てMMFがおすすめ!
ここでは話を分かりやすくするために米ドルに投資するMMFの話に限定します。
証券会社に口座(証券口座)を開きお金を入れると、MRFという投資信託を自動的に購入することになります。MRFとは、めちゃくちゃ安全性の高い債券だけを組み込んだ投資信託のことです。証券会社は銀行ではないので証券口座にお金を置いておいても金利がつかないため、証券会社が銀行から(顧客の)お金を引っ張ってくる手段として考えられた仕組みです。
MMFはMRFよりも少しだけリスクを取った商品です。
日本円建てMMFがあったときは定期預金の代わりに利用する方も多くいました。現在マイナス金利政策導入中の日本円、ユーロ建てのMMFは停止中です。
米ドルMMFを簡単にいうと、アメリカのめちゃくちゃ安全であろう金融商品に投資する投資信託です。安全な商品≒ローリスクローリターンなので利率は低いですが、日本円と比べた時に金利の旨みがあり、なおかつ為替変動リスクを負うことで円安時には利益を取ることができます。
ただし、投資信託だからといってNISAは使用不可なのでご注意ください(^J^)
円安、円高の両局面で利益を狙えるのはFXだけ!
つまり、投資だけではなく投機的な運用も可能ということです。
ただしこれは、リスクコントロールや投資に対する知識など必要になります。
是非下記記事もご参考ください。
/FX_trade
債券はけっこうメリットが大きい!
ただしご注意ください。債券投資には債券投資の知識が必要です。
為替変動リスクのほかに、信用リスク、流動性リスクなどがあり、「金利が下がれば債券価格が上がる」程度の知識がない方はまだ投資しない方が無難です。
何事もそうですが、知識を増やせば選択肢も増える、ということですね。
まとめると
投資としても、投機としても使えるFXは有能!
ただし、正しい知識をもって研鑽を欠かさないように研鑽が必要です。
そもそもFXなんかは不招請勧誘といって金融機関に勤める営業マンは提案することがない商品です。
不招請勧誘とは、仕組みが複雑でハイリスクハイリターンの商品は金融商品取引法によって勧誘してはいけませんよ、と決められていることです。
興味があってFXを検索している人たちをターゲットにしているとはいえ、金融知識の全くないブロガーやアフィリエイターが不用意に勧めてよいサービスだとは全く思いません。
●投資の格言●
『卵は一つのカゴに盛れ、そして見守れ』
個人的にはUIが一番見やすくて使いやすいです(^J^)
