ソフトバンク株の話からサラリーマンへのYellに変わります。

ソフトバンク株買っちゃった人、どうします?中々あがりませんね。

マザーズ市場はサンバイオ中心に逆盛り上がりを見せていますが、当面はレンジ相場になりそうです。
私はコツコツ新興国通貨を積み立てています。
資産運用ブログとして色々なページを更新しているのですが、完成までもう少しかかりそうです。決して忙しいからではなく寒すぎて怠惰な毎日を送っているだけです(^J^)

【9434】ソフトバンクの現状と配当

配当性向85%、年間配当は1株あたり75円になる予定です。
100株なら7500円受け取れる計算です。(NISA口座以外で購入している場合は約20%課税されます)
1500円で買った株が今日(2019/02/06)の終値だと1322円です。
1322円で購入し、75円受け取れるとすると年率5.5%になり、ゼロ金利国家の日本においては有望な投資先にも思えます。
このままの株価で予定通り配当を出し続けるなら、あと2年くらい持ち続ければトントンになりそうです。

今日は、「2年もってトントン、それでいいの?」という話をします。

資産効率

ソフトバンクの株を2年後まで保有するということは機会損失の可能性も考えなければなりません。
もちろん株価が大きく上昇すれば売却のチャンスもありますが、
ソフトバンクより有望だと思う株があり、かつその株式にまわす資産がない場合などはソフトバンクの損切りの検討もすべきです。
金融や投資の勉強をしていく中で、資産の将来価値や現在価値を勉強する必要があります。

ここで現在価値と将来価値について簡単にザックリおさらいしておくと、

銀行預金の金利が5%つく国では、現在の100万円と5年後の125万円は同じ価値です。
これが現在価値と将来価値です(ザックリ)

実際には、福利やインフレ率など様々な条件を加味しなければなりません。

この価値観を体得することで資産の流動性や損切りの必要性について理解が深まります。
これまで様々な投資家の方に出会ってきましたが、損切りができない投資家は絶対に勝てません。コツコツドカンで大きな損失を出してそのままフェードアウトします。

資産効率を職業人生に活かす

私はこの考え方を実社会に生きるサラリーマンたちの仕事観にも活かしてほしいと思っています。

今自分がやっている仕事、得られる能力から自分の将来価値を試算したことがありますか?

当ブログは資産運用ブログですが、手っ取り早く資産を増やす方法は
①支出を減らす②本業での稼ぎを増やす
この2点です。

私は日本のサラリーマンの味方なので、サラリーマンとしての本業収入アップを応援しています。
しかし、思考を放棄しているサラリーマンが多いことを大変残念に思っています。
これまで多くのサラリーマンを見てきましたが、その大半の方たちが思考放棄型でした。

もちろん企業の提供する職場環境にも問題はあります。
しかし、人生の責任は自分自身にしか持てません。他責ではなく常に自責で、そして主体的に。


もう一度ききます。

今自分がやっている仕事、得られる能力から自分の将来価値を試算したことがありますか?

有効求人倍率が過去最高とありますが、完全にミスリードを誘っています。
メディアはそれに気づかず報道しているのかは分かりませんが、情報を使う側のリテラシーにも問題があります。

ただ目安にはなります。一般にエリートと言われるインベストバンクや大手コンサルの求人も確実に増えており、実際マッキンゼーやBCGなども積極採用の姿勢を見せています。

ヒエラルキー上位層と下位層の間にあるガラスの天井を破りましょう。